雪の坂道

突然ですが,アパートの近くに駐車場を借りているわけだが
この駐車場にたどり着くには坂道を登らないと行けない
しかし,この坂道がほんとやっかいでありまして
雪が降ると2駆の車だと上までたどり着けないという事態が発生します
俺の車はかろうじて4駆にもなるので,登れないということはないのですが
今朝雪が結構降りまして,あの坂にも積もったわけです
で,午前中バイトをこなし,飯を食っていざ大学へと思ったら
タクシーが斜めって坂道をふさいでるわけです
おいおい 勘弁してよ〜と正直思った
タクシーのおんちゃんはかなりがんばってチェーンをつけている様子
まぁすぐに復活するだろうと思い,車を出し坂道の隅で待機
しかし,坂道だけあっておっちゃんがジャッキ上げにかなり苦労している
「どんくらいかかりますか?」と聞いたら結構かかるとのこと
寒いし車で待機してりゃいいやってことでぬくぬく待って見ていると
ジャッキ上げしても坂道で車が後ろに下がって全然ダメな様子
こりゃこりゃ手伝うしかないなと思い近づいてみる
おっちゃんはなにかで怪我をしていて手の甲から出血している
しかもかなりのてんぱり具合である 気の毒になって滑り止めの砂とかを撒いたりした
その間に警察のおじさんが来たりしてちょっとした一騒動
しかも,警察のおじさんはたいしたことはやらず見てるだけ
しかもこうしたほうがいいとかあーしたほうがいいとか適当発言しかしない
そりゃあんた無理無理とダレもが思うことしか言えない人だったりする
日本の警察は大丈夫かと不安視せざるをえない
その間にもなんとかチェーンを中途半端ではあるが装着しバックで坂を下っていった
俺も固唾を呑んで見届け無事に脱出した様子 よかったよかった
一応,様子を見たりちょっとしたことしか出来なかったが
少しは力になれたのではないかと思う
そもそもなんでタクシーが無謀にも坂を登ろうとしていいたかというと
坂のてっぺんに住む人がおっちゃんが坂は無理って言ったにも関わらず
それでも登ってくれと言ったかららしい
しかも,そやつはタクシーがあの状態になるとすたすた降りて帰ったらしい
最悪なやつもいるもんだ 残されたおっちゃんはたまったものではない まじで気の毒だ
少しは手伝おうという気はないのか?
あんたのためにこんな事態になったんだぞと言ってやりたい